TOPコーチングとサヨナラ

コーチングのせいで迷いが生じる、と思い込む

コーチの資格を取得してからがスタート。どんな資格も取得してからがスタートです。 自分にとっての初めてのマネジメントと初めてのコーチング。 コーチングという唯一の武器で、マネジメントがどうなるか分かりませんでしたが、もう始ってしまっているので、前に進むしかありません。
ここで、「2つの初めて」を同時進行していくうちに、時期を追うごとに自分の気持ちにズレが生じてきました。そのズレは迷いにもなってきました。


コーチングマインド:コーチングの基本的な考え方「答えはクライアントにある」


マネジメントを行ううえで、私のなかで、この「コーチングマインド」に疑問が付いて回るようになりました。

「答えはクライアントにある」

「コーチはアドバイスをしてはいけない」

「クライアントは部下」

「部下が答えを持っている」

「答えはクライアントにある」

突っ込みどころ満載ですよね、上述の考え。
部下の意見を、「傾聴」は名ばかりの、ただ聞いているだけの上司になっていました。
そしてそれは、他部門や上層部、そして部下から見たら、それは頼りない管理職だったと思います。

何かが違う、何かしっくりこない、でも何がそう思わせるのか分からない。 そういう迷いのなかで、私のコーチング&マネジメントマインドはこのように進化します。

「部下のミスは、きちんと指導できなかった自分のミス」

「私がもっともっと部下をサポートしなければ」

「部下が仕事のしやすい環境を作らなければ」

「不平不満が出ているけれど、自分向上のためのスパイスだから参考にしなければ」

愚痴とか不満?管理職である自分は言ってはいけない

当時はまったく気が付くことができませんでしたが、「マネジメントマインド」はもはやここにはありませんでした。

コーチングと決別する

とてつもなく苦しくなりました。その苦しさの原因がコーチングなんだと思い込み、「コーチングは辞める」とこの時決めました。
コーチングマインドを持たないようにしようと。

だからと言って自分の環境が楽になるわけでもありません。唯一の武器だと思っていたもの=コーチングを自ら放棄したわけですから、丸裸状態で業務に臨むわけです。
複数の部門に絡む部署にいると、「判断」と「相談」の依頼が後を絶ちません。次から次へと、メールなどではなく人がやってきます。メールやチャットでは、こと足らない状況になっているわけです。

それを捌け切れない自分に対する周りの目すべてが、怖いと感じるようになっていました。そんな時に、心と体のバランスを崩します。

私は完璧主義ゆえに、小さいことができないだけで自分にダメ出しをして、それが積み重なって、勝手に自滅しました。1時間以上も涙が止まらず会社のトイレにこもったことや、自宅で食事をしているときに突然涙が出てきて、止まらなくなるのです。「泣く」という感情よりも、何かを吐き出すために「涙で排出」していたのかもしれません。

そして、コーチングからもマネジメントからも離れ、いったん私の環境は完全にリセットされます。いろいろなことから解放されて、とてもラクになりました。